どちらも奥が深いキャラ…深みがあるが、何かしらのみんなの中での共通項があり、探りがいがあり、二次創作のしがいがあるキャラだからでしょうか。たとえば円香の例で言うと、円香はほんとにビックリするぐらいシナリオ上でPに冷たいです。しかしその裏には色んな感情が潜んでおり、そこがしっかり作り込んであるんです。ただ、表面上は冷たいので、やはり直接的に「こういうキャラ!」ってなかなか一言では表しきれない、理解が少し難しいキャラなんですね。だから、ついついネット上のクリエイターたちが二次創作上でからかったり、「こんな一面もあるんじゃないか?」と探りたくなるようなキャラだから………と思っています。分かりにくいキャラだからこそ、みんなが理解を深めようとして二次創作をやっているイメージな気がします。
冬優子ちゃんは色々意見がありますが、僕が思うのは「掴めそうでつかめないキャラ」だからだと思います。結局ふゆちゃんは悪く言うとオタサーの姫っぽい……と、画像を見ただけの人々は言いますし、すごい浅い理解をするとオタサーの姫です。ただこれは間違えた認識で、たしかに「かわいい!を魅せるキャラ」なのですが、オタサーの姫は「努力をせず、オタサーというかわいいの評価基準が著しく低いところへ降りていって、かわいいと言われる」存在であり、冬優子はむしろ、努力をし色んなヒトにかわいいと言われるよう、のぼっていくタイプなので、似ているようで全く正反対であるのです。
こういったキャラの深みが、クリエイターたちの創作意欲をくすぐっているんじゃないでしょうか。
あと、メタ的な話をすると、冬優子のストレイライトと円香のノクチルは後発のグループ(前のキャラクター達の人気により、シャニマスが人気になって、あとで新しく追加となったキャラクターたち)なので、シナリオライター側もかなり自由度が効いたぶん、そういう深みのあるキャラを書きやすかったのもあるんじゃないでしょうか。
(たぶんリリース当初だと、あんまりにも責めたシナリオは企画が通らないと思うので)